場の雰囲気

まずはお知らせ。

 

久しぶりにnote更新しました。

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梅雨の晴れ間にちらっと日光に行ってきました。

家の人が急に休みを取ったりして、調子が狂い、間違えてその日に2年ぶりに佐野のアウトレットなぞに行ってしまって、ますます調子が狂ったため、調子を取り戻すために緑の中に身を投じたいということで。

滝尾神社へ。

www.nikko-kankou.org

日光二荒山神社の別宮です。歩く道はいくつかありますが、今回は輪王寺大猷院(だいゆういん)の脇にある道から行きます。大猷院を見た後に、ちらと横を見たらこの道が目に入ってきたので、行くことにしました。

神社には駐車場はありますが、狭いので注意。(体力に自信ない人はやめておいた方がいいです。ひたすら坂道。あと、革靴とかではけっして来ないように。滑ります。)今の時期はヤマビルに注意、だそうです。いつも緑の中を歩きたいときはそれなりの恰好をしていくので、かまわずずんずん行きます。日光二荒山神社の脇を通り(この神社の裏側)先に進みます。

実はあまり日光が好きではなかったのですが、(奥日光の山々/自然は好きです)今回歩いてみて面白いなーと再確認しました。あまり好きではない、というのは作りこみすぎていて(特に東照宮近辺)、息苦しい、という感覚。これは人それぞれだと思いますので、悪しからず。

もともと、滝尾神社行きたいとずっと思っていたのですが、家の人との意思疎通がいまいちうまくいかず、こちらに行くことができずにいました。以前、友人に何度か連れて行ってもらったのですが、今回初めて家の人を連れていくこととなりました。タイミング、があったような感じ。

この道は、修験の道でもあります。

途中、行者堂があります。こちらのお堂の中には役行者の像があるのですが、これが非常に「生」っぽい。生きているような感じがあり、これはマズイと手を合わせてさっさと退散しました。こちらのお堂の後ろ側から本格的な修験の道に入ります。日光三山のうちの一つ、女峰山に入る道となります。この山が一番三山の中できつい山です。(私には登るのは無理なので行きません/一番高い男体山はほぼ直登でただ登っていればいいのでそんなに苦ではないです(私比率))

ja.wikipedia.org

行者堂を過ぎると下りになり、空海(どこにでも出てくる!)が発見し修行した滝の白糸の滝があります。

修行、という滝にしては傾斜がなだらか過ぎるので、寝て修行したんか?とおもったりもしましたが、時代が全然違うのでもしかしたら滝の様子も違うのかもしれない()

で、しばらく歩くと神社に到着します。こちらで弘法大師田心姫命が下りてきたのを見た、とされている場所らしいです。

写真のこの鳥居上部の丸いところに向けて右側にある三色の玉をなげ、丸いところを通過すると願いが叶う、とされているそうです。…はるか昔、私が行った頃にはこんな三色玉なぞ置いておらず、そこら辺の石を投げていたような気がする。。。そんなことをしなくても、とても気のいい神社だとおもいますので、ただその場に身を置くだけでよい気をもらえます。鳥居をくぐって奥に入ると本殿、そのほか子種石、日本一短い橋、などありますが、とにかく場の空気がおいしい。真夏に行くと虫やヒルの心配はありますが、空気はおいしい(2回目)です。

 

パワースポットと俗に言われている滝尾神社だそうですが、人によってはあうあわないがあると思います。神社はいいなーと感じましたが、行く道中の行者堂ではこりゃ違和感と感じましたし。何かの意味を込めて作られた場所や道には「意図」があり、その「意図」にそぐわない人には違和感があるのかもしれないなと思ったりもしました。

 

他、日光には面白いところがたくさんあります。輪王寺の資料館や大猷院で感じたことはまた後で書いてみようかと思います。